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彼女が公爵邸に行った理由

転生もの。主人公である花咲凛子は大学入試の結果をとあるビルの屋上で知ると同時に何者かに突き落とされる。
そして気がつくとそこは読んだことのある小説の世界でレリアナとして目覚めた。

レリアナ・マクミラン 小説の中では脇役だが、この作品の主人公であり転生者。
レリアナは小説のストーリーを思い返し、自分が婚約者フレンチ・ブルックスに殺されることに気づき、阻止することを決意するが上手くいかない。
ある日、夜会に訪れたレリアナは公爵であるノア(ノアボルステア・ウィンナイト)に出会う。
小説を読み知っていた、ノアが隠している玉璽のありかと引き換えに自分の婚約者のフリをすることを取り付ける。
こうしてこの物語は始まる。

小説の主人公は2人。
ノアボルステア・ウィンナイト、そしてノアと結ばれるはずのベアトリス。
レリアナが死ぬことをきっかけに遠方より戻るベアトリスがノアと出会い恋人となるが、ストーリーから話が逸れてしまうことをレリアナは気にかけ行方を探しつつ、ノアとの婚約の日々を過ごしていた。

小説のストーリーと逸れてしまったことが今後どのような展開になるのか、
ブルックスから逃れた後もレリアナは狙われ続けることで、レリアナとノアの気持ちと共に婚約は解消する間もなくサスペンスへと展開していく。
ノアと出会い恋人となるはずのベアトリスはどこへ行ったのか。
はたしてレリアナとノアは……。

私がこの作品で気に入っているのは、とてもコミカルなところ。
ノアがレリアナを日々からかうのも楽しいですが、ストーリーが進むと登場する口は悪いけれど、真っ直ぐで、優しい一面もあるおじいちゃんこと大神官ヒーカーが好きです。